今回ご紹介するのは、映画『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』です。
この映画は「ドウェイン・ジョンソン」主演の2006年制作の実際の出来事を話を元に制作された、感動アメフト映画です。
アメフトを題材にした映画は結構好きなのでたくさん観てきましたが、この映画は他のアメフト映画では感じれないなんとも感動する映画です。
実際の出来事を元に作られているので、シンプルな感動スポーツ系の映画ではなく、考えさせられる作品なので、ぜひ一度観てみてください!
本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』の詳細
『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』の作品情報
2006年制作 | 『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』 |
監督 | フィル・ジョアノー |
主要キャスト | ドウェイン・ジョンソン(ショーン・ポーター) |
イグジビット(マルコム・ムーア) | |
ジェイド・ヨーカー(ウィリー・ウィザース) | |
他多数 |
映画プチ情報!
『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』、原題は『Gridiron Gang』(グリダイアン ギャング)です。発音が難しいですが、この『Gridiron』はバーベキューなのでよく目にする「焼き網」を意味する言葉で、見た目が似ていることから、アメリカンフットボールフィールドやアメフトを指す言葉としても度々使われているんです。
映画『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』のあらすじ
少年院で暮らす少年たち、施設を出てもまた戻ってきてしまう…..最悪死んでしまうことも…..。保護観察官であるショーンはこんな悪循環や夢を抱けない若者たちをどうにかしようと、少年院でアメフトを教えることに。アメフトによって彼らの人生を変えることができるのか?!
『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』のおすすめポイント!
こんな方におすすめ!
・アメフト映画が観たい方
・アメフト好きな方
・実話ベースに映画が好きな方
・スポーツ感動系が好きな方
『ギャングスター 明日へのタッチダウン』はアメフトスポーツ感動映画でありながら、社会問題を考えさせられる社会派映画でもあります。
しかも前述した通り、実話を元にした映画というところもあり、リアルな描写や展開がたくさんある映画なので、スポーツ感動系が好きな方、実話ベースが好きな方、どちらの方にもおすすめできる作品となっています。
基本的に、登場するのは少年院にいる子供たちですが、もちろんドウェイン・ジョンソンやイグジビットもたくさん出てくるので、ドウェインファンも満足できる作品と言えるでしょう。
ただ、真面目な社会派映画色が強いこともあり、ドウェイン映画あるある、マッチョなシーンはほとんどないので、そこを期待して観るとがっかりしてしまうかもしれません…..
内容的には、前半、結構シビアでリアルなシーンが多く、「アメリカの貧困、格差問題」や「少年犯罪」のリアルを知ることができるので、興味のある方はぜひ一度観てみてもいいでしょう。
『ギャングスター 明日へのタッチダウン』の感想(ネタバレ注意)
今回の『ギャングスター 明日へのタッチダウン』は、実際の出来事を元に作られているので「なるほどね…..」と考えさせられるシーンが多かったです….
この映画のメインストーリーは「少年院」での話、つまりは17歳前後のまだ子供であり、体は大人という成長過程が色濃く出ている登場人物がメインです。
映画を観ていると、もどかしい気持ち、どうにか分かってほしい、どちらかというと自然にショーン(ドウェイン・ジョンソン)側の気持ちになって一緒に悩んでしまうシーンが多かったです…..
それではさっそく、映画の中で特に印象に残ったシーンの感想を書きたいと思います。
感想①『逆戻りの負のスパイラル……』
「少年院を出ても75%が逆戻り」…..
映画の冒頭のシーンや劇中でも度々この話がでてきます。
えっ高っ!…..これが素直に思った感想です…
そして冒頭のシーンで亡くなってしまったロジャーもこの少年院を出た少年のひとりだった…と思うとホントに胸が苦しくなりますね…
なんのための少年院なのかわからなくなってしまいますよね。
ちなみに、テレビのニュースで観たことがありますが、日本の少年院の再犯率は22%前後…..
劇中に出てくる75%がいかに高い数値だかがわかりますよね….
アメリカ社会の問題は規模がデカいですよね….
感想②『みんな頑張れ!』
ウィリーが少年院に来た時は「えっ、ちょっと生意気すぎじゃないか?w」って思ってしまいましたが、実は仲間思いのいいやつなんですよ….
初めはみんな喧嘩ばかりで、ほんとにどうしようもないんですよ…..汗
でも、ショーンの熱意がだんだんと伝わってくる感じがほんとに感動的です!
ウィリーの少年院に入るまでのストーリーは細かく描かれていますが、他の少年たちもそれぞれ苦難を経験して入ってきているんです….その経験がほんとに切ない気持ちになります….
チームの少年たちだけでなく、ショーン、マルコムの少年たちへの情熱はすさまじく、少年たちのためにできることはすべてやる!そんな姿を観ていると本当に胸を熱くさせられました!
アメフト映画というと『ルディ / 涙のウイニング・ラン』や『タイタンズを忘れない』などがありますが、個人的には『マーシャルの奇跡』これが一番好きです!
話が逸れましたねw
この『ギャングスター 明日へのタッチダウン』は、前述した3つの映画とはまた違う感動を感じることができるので、一度ぜひ観てみてください!
感想③『最後のエンドロールで!?』
最後のエンドロール中の映像は感動しましたね。
本物のコーチや少年たちの当時の映像が観れるんで、映画の信ぴょう性が格段に上がりました。
それと同時に「やっぱり、アメフト映画は癖になるよな~」ってなりますよ!w
『ギャングスター 明日へのタッチダウン』主要キャストの他の出演作品
ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)
- ワイルドスピード/スーパーコンボ(2019年制作)
- ワイルド・スピード ICE BREAK (2017年制作)
- ワイルド・スピード MEGA MAX (2011年制作)
- ワイルド・スピード EURO MISSION (2013年制作)
- セントラル・インテリジェンス(2016年制作)
- レッド・ノーティス (2021年制作)
- カリフォルニア・ダウン (2015年制作)
- ランペイジ 巨獣大乱闘 (2018年制作)
- 他多数
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