映画『Lamb/ラム』の考察と感想、おすすめポイント!ラストまで目が離せない!

ホラー

今回ご紹介する映画『Lamb / ラム』は、北アイスランド生まれの奇才、ヴァルディール・ヨハンソン監督の作品です!

意外なことに、今回の『Lamb / ラム』が長編映画では監督デビュー作品となる!
最後まで鑑賞したら、もう一度見返したくなるようなたくさんの伏線が散りばめられた作品です。

また、映画『エイリアン』の前日譚で話題となった『プロメテウス』で主演を務めた「ノオミ・ラパス」が出演していますよ!

本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

映画『Lamb / ラム』の詳細

映画『Lamb / ラム』作品情報

2021年制作『Lamb / ラム』
監督ヴァルディール・ヨハンソン
主要キャストノオミ・ラパス(マリア)
ヒナミル・スナイル・グブズナソン(イングヴァル)
ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン(ペートゥル)
シネまるくん
シネまるくん

映画プチ情報!!

この作品は第74回カンヌ国際映画祭 ある視点部門「Prize of Originality」を受賞したよ!

設定や世界観が批評家へ衝撃を与えたようですよ!

映画『Lamb / ラム』のあらすじ

北欧の山間に住む羊飼いの夫婦マリアとイングヴァル。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない”何か”が生まれてくる……..
悲しいことに、子供を亡くしていた二人は、それに”アダ”と名付けて育てることに。
我が子のように育てるうち、二人は破滅へと向かっていくのであった…..

映画『Lamb / ラム』のおすすめポイント!(ネタバレ注意)

こんな方におすすめ!

シネまるくん
シネまるくん

・世にも奇妙な物語が好きな方
・ミステリーが好きな方
・鑑賞した後に考察を考えたい方
・個性的な作品が好きな方

映画サイトなどでは、ホラーやスリラーにジャンル分けされていますが、一般的なホラーと角度の違うテイストです。

日本で言うところの「世にも奇妙な物語」のようなテイストなので、その辺が好きな方にはもってこいの作品でしょう。

作品全体を通して不穏な空気感はありながらも、穏やかな農場暮らしがベース。
夫婦の一時の幸せな農場生活がいつ破滅してしまうのか…….

最後までドキドキしながら見入ってしまいます。
多少の出血描写や予告映像の通り、動物を傷つけるシーンがありますので、苦手な人はご注意ください!

ちなみに、ホラーが苦手なシネまるくんも十分楽しめる作品でした!!

映画『Lamb / ラム』の感想と考察(ネタバレ注意)

今回の映画『Lamb / ラム』は、個人的には感想や考察が難しい作品でしたw

なので、今回はネタバレありの感想とネタバレなしの感想と二つに分けて書いていきたいと思います!

一応、ネタバレなしの感想もありますが、全くの白紙の状態で作品を楽しみたい方は、先に作品を観てからまたここに戻ってきてくださいねw

それではまず、ネタバレなしから始めましょう!

ネタバレなし感想①『最後までハラハラして目が離せない!』

公式のあらすじにもあるとおり、マリアとイングヴァルはアダを育てることで破滅へと向かっていきます。

不穏な空気感とは裏腹に、二人の時間はアダとともに穏やかに流れていきます。

しかし、羊から生まれてきたのは結局何なんだよ?一体どんな破滅が起こるの?と観てる側はハラハラして目が離せませんでした。

ネタバレなし感想②『作品の舞台がすてき!』

作品の舞台は、北欧の山間にあるポツンとある農場です。作品を通して豊かで広大な自然を映しており、つい見入ってしまいます。

また、マリアとイングヴァルのお家もすてきです。外装は年期が入っているように感じますが、内装はとてもきれいで、さすが北欧という感じ!

特に、キッチン周りや家具もおしゃれで魅力的でした。

IKEAで全部揃えられるかな?w

ネタバレあり感想①『羊から生まれた〇〇にドキドキ!』

羊から生まれてきたアダは、半身半獣の羊人間です。

予告映像でもチラチラ登場してますね。何で羊から羊人間?
もしかしてイングヴァルは羊を強姦したの?汗

何で普通に受け入れて育ててるの?!!と色々ツッコミどころがあります。汗

監督が奇才と言われるのも納得です。羊人間を我が子のように夫婦で育てている姿が異様で、常に何か起こるような気がして最後までドキドキして見入ってしまいます。

ネタバレあり感想②『え!?そういう半分なの?!w』

アダの正体がはっきりとわかるシーン。

観た方ならわかると思いますが「えっ?!そういう半分なの?!」思わずツッコんでしまいましたw

笑えるシーンは一個もないこの映画ですが、このシーンはある意味衝撃でしたw

あとは、アダの正体がわかるシーンは主に2つ、もう一つのシーンは、あまりにも自然にアダの正体が映されるので心の準備が……って感じで、ここも思わず「え?!」と声が出てしまいましたw

ネタバレあり感想③『衝撃のラスト!』

衝撃の存在・羊男の登場により物語は衝撃のラストを迎えます。

あまりにも突然の登場すぎて、本当に驚き!!
常に物語を支配している不穏な雰囲気、何かが近づいているようなあの存在はお前だったのか!と納得です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました